高温多湿な日本の夏。とても過ごしにくいものです。
疲れやすく、体がだるい、食欲がないといった夏バテの症状に悩む方も多いのではないでしょうか。
食事や、睡眠などの日々の生活習慣に気を配ることで、暑い夏でも元気に乗り切ることが可能です。夏バテの原因を理解し、 夏バテ解消のための適切な予防や対策をおこないましょう。
夏を上手に乗り切る生活のアドバイス
ここでは、いくつかの項目にわけ、暑い夏を元気に過ごすポイントを紹介させていただきます。
■食事
夏になると、暑さでバテてしまい、食欲も低下気味になるものです。以下のような栄養素を含む食物をバランスよく摂るように心がけましょう。
【エネルギー代謝を良くするビタミンB群を含む食物】
ビタミンB1・・・豚肉、うなぎ、米、玄米、かぼちゃ、とうもろこし、枝豆
ビタミンB2・・・レバー、うなぎ、納豆、玉子、ほうれん草、モロヘイヤ、しそ
ビタミンB6・・・レバー、まぐろ、かつお、バナナ
ビタミンB12・・・貝類、レバー、まぐろ、チーズ
【良質たんぱく質を含む食物】
玉子、大豆製品、牛乳、魚、肉
【疲労回復に有機酸を含む食物】
梅干し、レモン・グレープフルーツなどの柑橘類、酢
【食欲増進に効果的なスパイス】
しょうが、唐辛子、にんにく、シナモン、コショウ
【利尿作用のある食物】
きゅうり、ゴーヤ、スイカ、トマト
■水分
暑い夏にはたくさんの汗をかきます。体内の水分が不足すると、脱水症状や熱中症を引き起こしてしまうため、こまめな水分補給を心がけましょう。水分補給には、発汗によって失われた塩分を補うことができるスポーツ飲料や、水や麦茶などカフェインの含まれていない飲み物がおすすめです。しかし、冷たい飲み物を摂りすぎると、内臓に負担がかかり、消化機能の低下を引き起こしてしまうので、一度に多量の水分を摂取しないように注意が必要です。
■睡眠
夏の熱帯夜はなかなか寝つけなかったり、熟睡できないなどで、睡眠不足になってしまいがちです。寝つきをよくするためには、エアコンなどを用いて快適な室温に設定することが重要です。就寝時の温度設定は、28度くらいが最適です。
■運動
体力をつけるために適度な運動をする習慣を身に付けて健康的な身体作りを目指しましょう。運動は、自律神経のバランスを整える効果があります。ウォーキングやヨガなどの適度な運動で体力をつけ、免疫力を高めることも大切です 。
■入浴
シャワーだけでなく、ぬるめのお湯でゆっくりと入浴しましょう。ゆっくりと入浴することは、自律神経のバランスを整える効果があります。入浴は、なるべく就寝時間の1~2時間くらい前までに済ませましょう。
■エアコン
冷房の設定温度は、外気温との差、5~6度以内が理想です。冷房によって、自律神経が乱れると、だるさ、胃腸の不調、冷え性などの様々な症状を引き起こします。ひざ掛けや、上着を羽織るなど、冷房対策を心がけましょう。
夏バテ解消! 簡単!梅しそ豚しゃぶ丼
夏バテの主な原因は、「乳酸」と呼ばれる疲労物質が体内に溜まることに起因しています。乳酸を分解するには、クエン酸がいいと言われています。今回は、クエン酸を含む梅干しと、ビタミンB1が豊富な豚肉を使った疲労回復に効果的なレシピを紹介いたします。面倒な手間もなく、手軽に作れるので、是非お試しください!
材料 ( 2人分 )
豚薄切り肉:200g
たまねぎ:1/2個
梅干し:3個
大葉:4枚
ごはん:400g
めんつゆ(濃縮タイプ):適量
調理方法
バランスのとれた食生活と、健康的な生活習慣を心がけ、暑い夏を元気に乗り切りましょう。
MOSウイングは北九州の給食委託会社です。スタッフ一同「皆さまに美味しい食事をご提供し、喜んでいただきたい!」という思いを胸に、日々質の高いサービス提供に努めています。 北九州市内、及び近郊の福祉施設、医療機関、教育機関、社員食堂などの給食委託を中心に、それに付随する業務管理や衛生管理などトータルにサポートしております。 現状のお食事にお悩みのご担当者様、是非一度お気軽にご相談下さいませ。ニーズに応じたきめ細かいご提案をさせていただきます。
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