連日の猛暑とオリンピックの熱戦も相まって今年は例年にも増してアツイ夏となっていますね。
さて、暑い日が続くと暑さや、室内と室外の気温差による自律神経の乱れ等で夏バテに苦しめられる方も多いのではないでしょうか。そんな夏バテにも効く「バナナ」の記念日があることを皆さんご存知でしょうか?今回は「バナナの日」についてご紹介いたします。
「バナナの日」の始まりは?
8月7日は「バナナの日」
「バナナの日」は、2001年に日本バナナ輸入組合が「バ(8)ナナ(7)」の語呂合わせから8月7日に制定しました。「バナナの日」には、フルーツで一番の輸入量を誇り、健康にも良いバナナを食べて暑い夏を元気に乗り切ってもらいたいとの想いが込められているそうです。
夏バテ防止だけじゃない「バナナ」の効果
夏に食べたいフルーツ「バナナ」
バナナに含まれる栄養素の中で、特に注目したいのがカリウムです。カリウムは、体内の塩分を調整するのに役立つ栄養素で、夏バテ防止にも効果があるとされています。バナナには、他のフルーツよりも多くカリウムが含まれていますので、夏にはバナナを積極的に食べたいですね。カリウム以外にも、ビタミンB群やポリフェノールも含まれていますので、夏の強い紫外線対策にも効果を発揮します。
そんな夏に嬉しい効果がたっぷりのバナナ、毎日食べたいところですが、太らないか心配ですよね。実は、バナナは1本あたり約90kcalと低カロリーなので、安心して毎日食べられますね。
バナナと門司港
バナナの叩き売り発祥の地門司港
バナナが日本で食べられるようになったのは、明治時代後期以降に台湾・基隆(キールン)の商人が神戸港に持ち込んだのが始まりとされています。その後、地理的に台湾と近い門司港がバナナの流通拠点として大量に荷揚げされるようになりました。
大正時代初期、輸入中に熟れたり、傷がついたバナナなどをできるだけ早く換金する手段として、港で売りさばいたことが「バナナの叩き売り」の始まりです。
現在では、門司港名物の伝統芸能として、門司港レトロ地区で週末やイベント、お祭りの時などに「バナナの叩き売り」を見ることができます。
おわりに
皆さん栄養満点のバナナを食べて暑い夏を乗り切りましょう!