秋晴れの心地よい季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
10月のイベントといえば、「ハロウィン」や「オクトーバーフェスト」などが有名ですが、“実りの秋”や“食欲の秋”であるように様々な食材が旬を迎え、食べ物の美味しい季節でもありますよね。
そんな秋の味覚として頭に浮かぶのは「脂ののったサンマ」や「ホクホク甘くて美味しいサツマイモ・栗」、「芳醇な香りの松茸」などなど、挙げていくときりがないほど沢山ありますが、忘れてはならないのが「きのこ」です。「きのこ」は人工栽培によって年中流通していますが、天然のきのこは9月から11月頃に旬を迎えるものが多い食材なんです。今回はこれから旬を迎える「きのこ」についてご紹介します。
10月15日は「きのこの日」
10月15日は「きのこの日」
今が旬のきのこの記念日があることをご存知ですか?
1995年(平成7年)に、日本特用林産振興会がきのこの消費拡大や生産振興、きのこに対する正しい知識や健康食品としての有用性を多くの人に知ってもらうために、10月が最も「きのこ」の需要が高まるため、10月15日を「きのこ」の日に制定しました。
低カロリーで栄養たっぷりな「きのこ」
低カロリーで栄養たっぷりな「きのこ」
これからの季節、鍋料理などに欠かせない「きのこ」ですが、低カロリーな上に栄養もたっぷりな優秀な食材なんです。「きのこ」に含まれる栄養成分は種類によって異なりますが、ビタミンBやビタミンD、カリウムやリン等のミネラル類が含まれています。ビタミンDは小腸や腎臓で骨の材料になるカルシウムとリンの吸収を促進する働きがあるビタミンです。そんなビタミンDですが、日本人の多くは不足しがちだといわれています。
「きのこ」には、そんなビタミンDが多く含まれている上、低カロリーで食物繊維も豊富なので積極的に食生活に取り入れたい食材ですね。
おわりに
食欲の秋はついつい食べ過ぎてしまいがちですが、旬の食材や低カロリーで栄養たっぷりな「きのこ」を上手に取り入れて暴飲暴食に注意しましょう。