今年は梅雨入りが早いうえ、コロナの影響で束の間の晴れの日にも外出できず、例年にもまして梅雨明けが待ち遠しく感じますよね。
皆さん6月の記念日や行事・イベントといえば、何を思い浮かべますか?一番に思い浮かぶのは、やはり「父の日」ではないでしょうか。今回は「父の日」についてご紹介していきます。
父の日の由来は?
父の日
父の日は、6月の第3日曜日です。ちなみに2021年の父の日は6月20日(日)になります。では、どうして6月の第3日曜日が父の日となったのでしょうか?
父の日は、母の日と同様にアメリカ生まれの記念日で、始まりは1909年にアメリカ・ワシントン州に住む、ソノラ・スマート・ドットとうい女性の嘆願によるものでした。
ソノラの父親は、軍人で南北戦争から復員した後、男手ひとつで6人の子どもたちを育て上げたそうです。ソノラはある日教会で行われた説教で母の日の存在を知り『母親を称える日があるならば、父親を称える日もあるべきだ』という想いから、父親の偉業を称えようと牧師教会へ嘆願し、翌1910年6月19日に、初めて父の日の式典が開催されたそうです。
父の日が6月の理由は、ソノラの父親の誕生日が6月だったからといわれています。
父の日に黄色いバラを贈るのは何故?
黄色いバラ
父の日の発祥の地であるアメリカでは、父親が健在なら赤いバラを、亡くなっている場合は白いバラを贈る習慣がありますが、日本では黄色いバラが一般的です。なぜ日本では、黄色いバラが贈られるようになったのでしょうか?
そこには、1980年代に父の日が一般的な行事として広まった一因である、日本ファーザーズ・デイ委員会が開催している「父の日黄色いリボンキャンペーン」の影響が大きく、それ以来、父の日には黄色いバラが一般的になりました。
おわりに
6月20日(日)の父の日には、黄色いバラやプレゼントを贈って、日頃伝えてられていない感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。