MOSウイングは福岡県北九州市の給食会社です。福祉施設、医療機関、社員食堂、幼稚園、工場などの給食の委託・請負はMOSウイングにおまかせください!

スタッフブログ

Staff Blog

冬至と「はんぺんの日」

北九州の給食会社 株式会社MOSウイング

北九州の給食会社 株式会社MOSウイング

街路樹も葉を落とし、すっかり冬景色に変わりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

めっきりと寒くなったこの季節、恋しくなるのがアツアツの「おでん」ですよね。おでんといえば「大根」や「たまご」、「牛すじ」などの具が人気ですが、忘れてはいけないのが白くてフワフワ食感の『はんぺん』。今回は、そんな『はんぺん』についてご紹介いたします。

ふわふわ食感とやさしい味が魅力の『はんぺん』

おでんに欠かせない『はんぺん』

現在、全国で食べられるようになった『はんぺん』ですが、もともとは関東・東海地方の食材で、スケトウダラなどの魚肉のすり身とヤマノイモなどの副原料を摺り混ぜ、調味して薄く四角形もしくは半月型にして茹でたものです。

スケトウダラの他に、ヨシキリザメやアオザメなどのサメ類やカジキなどが使用されることもあるそうです。現在では新鮮なものが入手しにくいなどのことから、サメなどを原料とした『はんぺん』は極上品とされているそうですよ。

冬至に『はんぺん』を食べて無病息災

『はんぺん』のアレンジレシピ

昔から伝わる言い伝えで、「冬至の日(12月22日頃)」に「ん」の字が2つ以上ある食べ物を食べると“運が向上し、無病息災に効果がある”と言われています。そのことから、東京都中央区築地に本部を置く東京都蒲鉾水産加工業協同組合が冬至に「ん」が2つある『はんぺん』をもっと食べてもらうことを目的に冬至と同じ日を『はんぺんの日』と制定し、2016年(平成28年)に一般社団法人 日本記念日協会により認定・登録されたそうです。

そんな『はんぺん』には、スケトウダラなどの白身魚が使用されている為、高たんぱくでありながら低脂質、さらにビタミンやカルシウム、DHAやEPAも含まれています。ただし、『はんぺん』は練り物ということもあって、塩分が若干高めですので食べ過ぎないよう注意が必要です。

おわりに

冬の定番「おでん」以外にもアレンジレシピがたくさんの『はんぺん』は、冬至はもちろんそれ以外の日にも食べたい食材ですね。

月別アーカイブ