青空に入道雲の湧きあがる季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
毎日暑い日が続くと、食欲が湧かず夏バテになってしまいますよね。今回は暑い日に、水分補給をしながら、栄養も摂れる夏を代表する果物「スイカ」についてご紹介します。
スイカは日本でいつから食べられているの?
スイカが日本に伝わった時期は?
スイカが日本に伝わった時期は、定かではありませんが室町時代以降と言われています。天正7年にポルトガル人が長崎にカボチャとスイカの種を持ち込んだ説、慶安年間に隠元禅師が清から種を持ち込んだという説があるようです。
日本全国に広まったのは江戸時代の後期で、明治時代には熊本県八代の旧城主松井氏が清から新たな品種を持ち帰り配下の3家の農民に栽培を行わせたそうですが、果肉が赤いことからなかなか受け入れられず、栽培面積が増えたのは大正時代になってからだそうです。
水分補給だけじゃないスイカの栄養
夏バテや疲労回復、利尿作用、むくみ改善効果
スイカの果肉の成分の約95%は水分(果汁)ということもあり、水分補給ができ夏バテに効果があるそうです。
また、カリウムやβ-カロテン、リコピン、シトルリン、ビタミンC等が含まれています。その為、疲労回復や利尿作用、またむくみ改善効果などが期待できるそうです。
おわりに
まだまだ暑い日が続きますので、美味しくて体に優しいスイカを食べて元気に過ごしたいですね。
お腹を下しやすい方は、くれぐれも食べ過ぎないようにお気をつけてください。