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【コラム】お盆に飾る精霊馬

北九州の給食会社 株式会社MOSウイング

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毎日毎日、暑い日が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか。もうすぐ始まるお盆休みに実家に帰省される方も多いのではないでしょうか。今年のお盆休みは、昨年から始まった祝日「山の日」もあって8月11日~16日までの6連休という会社が多いようです。暑さに負けず、お盆休みを楽しんでくださいね。

8月11日からお盆休み

さて、お盆といえば夏野菜の茄子ときゅうりで作る精霊馬(しょうりょううま)が有名ですよね。その精霊馬とはいったいどういう意味があるのか、どうやって飾ればいいのか、気になったので調べてみました。

精霊馬ってなに?

茄子ときゅうりで作った精霊馬は、ご先祖様があの世とこの世を行き来する乗り物として作られます。きゅうりは馬に見立てられ、少しでも早くこの世に戻ってこられるように、茄子は歩みの遅い牛に見立てられ、少しでも長くこの世にいてもらえるよう、もしくはお土産を牛に乗せて帰れるようにという意味を込めて作られるようになりました。

茄子ときゅうりの精霊馬


一般的に、迎え盆とされている8月13日の朝に精霊棚を作り、そこに茄子ときゅうりで作った精霊馬を飾ります。飾る向きにも決まりがあり、迎えるときは顔が内側になるように、送るときは顔が外側になるように飾るのがいいそうです。また、ご先祖様が道に迷わず家にたどり着けるように玄関先などで迎え火を焚きます。そして、8月15日(盆終わり)、または16日(盆明け)に送り火を焚いて、ご先祖様が無事にあの世に帰りつけるように祈りを捧げます。

お盆が終わったらどうすればいいの?

送り火

ちなみに、お盆が終わったあとの精霊馬ですが、基本的に食べるのはNGだそうです。役目を終えた精霊馬は昔は川に流していたそうですが、現代では地面に植えたり、塩で清めてから捨てるのが一般的なんだそうです。お盆休みで実家に帰省された際は、茄子の牛ときゅうりの馬を作ってみてはいかがでしょうか。

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